【シンガポール&デレ7th大阪遠征】(8)シンガポールエアショー・トレードデー参加1日目/フライトディスプレイ・前編(2020/2/12)
さて今回はシンガポールエアショー2020(Singapore Airshow 2020)、トレードデー参加1日目(2/12・水曜日)のフライトディスプレイについてレポートします。
ちなみにこの日のプログラムはこの3つ。
- RSAF F-15SG & AH-64D
- USAF F-22A
- USMC F-35B
巨大空港であるチャンギに隣接しているため、11:30~12:20までの50分間しか飛行展示の時間がありません。
ちなみに会場である「チャンギ・エキシビション・センター」は海に面しており、フライトディスプレイは会場正面(北側)の海上にて行われます。
フライトディスプレイの時間になると、この展示ホール前の広場に観客が集結してきます。(とは言ってもトレードデーなのでガラガラです。)
この日の撮影機材はD500と200-500。
最大で換算750mmの組み合わせですが、飛行エリアがかなり遠目なのでこれでも機体は小さめにしか写りません…(この後の写真は適宜トリミング処理をしています。)
【RSAF F-15SG & AH-64D】
まずは地元シンガポール空軍のF-15SG(1機)とAH-64D(2機)の合同チームによるデモフライトです。
早速、2機のアパッチが会場前方から進入してくると、右方向からF-15が進入して来て会場正面でクロス。ド派手なフライトディスプレイのスタートです。
F-15はCFTを外して、アパッチもロングボウレーダーを外した状態という事でどうやら本気なデモフライト仕様なようです。
F-15は360°ターンを行ってから、再度会場前方を通過して左側に離脱。
上昇してからスプリットS(!!)を行って反転したF-15が左側から戻ってきます。
次の課目は4ポイントロールです。
日本国内でも散々F-15のデモフライトは見てきましたが、スプリットSや4ポイントロールを行うF-15は初めて見ました。
今度は右側からF-15が低速で進入してきます。
会場正面で上昇しながらフレアを放出!!
その後もループを行いながらフレアを撒き続けます。
ループが終わると、バレルロールして背面のままで会場左側に離脱。離脱中も小技が光ります。
反転して再度左側から進入してきます。
次の課目は3回転のエルロンロールでした。
会場右側に離脱したF-15が正面方向から戻ってきます。
ちょうど会場正面に差し掛かった所でバレルロールしつつフレアを放出。非常にイイ感じに連写が出来ました。
久しぶりにアパッチが出てきました。
右側から進入してきた2機編隊が上下に別れたと思ったら…
その間を左側から進入したF-15が貫いて行きました。(レンズの広角端200mmでもこれが限界でした)
その後はアパッチのターンという事で、しばらくアパッチが機動飛行を披露。
しばらくすると、会場左側からF-15が降下しつつ突っ込んできました。
フレアを撒きつつ機関砲攻撃を模擬しているようです。
攻撃が終わると上昇しつつフレアを撒きながら離脱。
合間では会場正面から現れたアパッチが2機で戯れています。
そのアパッチの前をF-15が通過して360°ターン。
ターンから戻ってきたF-15は左側に離脱。
機体下面のフレアディスペンサーを見ると、どうやらフレアは半分ほど消費したようです。
いよいよこのデモフライトも最後の課目となりました。
2機のアパッチの後ろから現れたF-15が急上昇しつつ残りのフレアを全放出。
(3機とも撮影するにはもっと広角めなレンズが必要ですね…)
という訳で、シンガポール空軍によるデモフライトでした。
F-15もアパッチも日本国内でも見ることが出来る機体ではありますが、BGMやナレーションを含めて、ここまでド派手なデモフライトは初体験&大感動でした。
ここまでで結構長い記事になってしまいました。
この後も長くなりそうなので、残りのF-22とF-35Bについては次回レポートします。