【名古屋・岐阜遠征】(3)岐阜基地航空祭/飛行展示編 (2019/11/10)
さて今回は11/10(日)に航空自衛隊岐阜基地にて開催された、岐阜基地航空祭2019の飛行展示の様子についてレポートします。
岐阜基地の航空祭では北・南の2会場が開放されていますが、まず我々は地上展示機を撮影しつつ北会場で飛行展示を見た後に南会場へ移動しました。
オープニング
まずはオープニングフライトを北会場から撮影します。
最前列に駐機されていた岐阜基地所属機が各機種1機ずつエンジンスタート。
T-7→F-15→F-4→F-2の順番でタキシングを開始します。
T-7が離陸。離陸後に旋回します。
お次はファントム。
そしてF-15も離陸。
最後はF-2です。
F-2は離陸後に旋回して簡単に機動飛行を行います。
さすが岐阜基地。機動飛行以外のプログラムでもバリバリに機動してくれます。
戦闘機3機でのオープニングフライト。
ここでF-2のみブレイクしてナイフエッジパス。
次にF-4とF-15が会場に進入。通過後にF-15がブレイクして会場周辺を旋回します。
最後にファントムが単機で進入、急上昇を披露しました。
航過飛行(第1輸送航空隊)
先程の3機に加え、小牧基地から飛来したKC-767が航過飛行を実施します。
ブームを下ろしてF-2と給油デモを行っていました。
その後はKC-767が単機で進入・旋回して…
タッチアンドゴーを披露。そのまま小牧基地へ帰投したようです。
救難展示
お次は救難展示ですが、南会場へ移動する時間に充てたため撮影できず。
南会場に到着した頃、前日の小牧基地でのイベントに参加したブルーインパルスが岐阜基地の横を通過して帰投していきました。
飛行試験展示
さてお次は岐阜航空祭のメインイベントである、飛行開発実験団による飛行試験展示です。
例年は機動飛行ですが、今年はテストパイロットコース50周年ということもあり、飛実団が普段行っている試験飛行の様子を披露しました。
【参考】プログラム
F-15、F-4、F-2が1機ずつ参加して試験飛行展示を行いました。(内容を説明し始めると長くなるのでパス…)
室屋氏 曲技飛行
午前中最後のプログラムは室屋氏による曲技飛行です。
室屋氏のエクストラが滑走路端に到着。
離陸直後からアクロバットを披露します。
レクサスのマーク?
綺麗にナイフエッジパス。
その後も様々な課目を披露して室屋氏の曲技飛行は終了です。
異機種大編隊
午後唯一のプログラムは岐阜基地所属機による異機種大編隊飛行です。
まずは2機のファントムが離陸。
次は先程離陸したファントムがチェイスしつつ、C-1が離陸します。
例年は初号機ですが、今回は量産機がフライトしていました。
お次はF-15が2機、岐阜航空祭名物のコンバットデパーチャーで離陸。
最後はF-2もコンバットデパーチャーで離陸します。
異機種大編隊が始まるまでの間、各機が機動飛行を披露します。
ファントムの背中も確保。
やっと異機種大編隊です。1パス目はデルタ体形。
次のパスまでの間はF-15が機動飛行で繋ぎます。
2パス目はT字です。
最後のパスまでの間はF-2の2号機が機動飛行を行います。
3パス目は最初と同じデルタ体形ですが、ギアダウン状態でのパスです。
飛行特性が異なる各機種で編隊を組むのは非常に難しい筈なので、さすが飛実団といったところでしょうか?
その後はC-1が単機でパスを行って終了。
これにて岐阜基地航空祭2019の飛行展示が全て終わりました。
撤収
このあとは再度バスで北会場へ戻り、ファントムに別れを告げて基地から撤収。