まだまだ続きます、米国遠征の1日目。
前回の記事ではロサンゼルス到着後に訪れた西部航空博物館についてレポートしましたが、今回はその後に訪れた戦艦アイオワ博物館(USS IOWA MUSEUM)についてレポートします。
戦艦アイオワ博物館について
第2次大戦中に建造され、アメリカ海軍では最後の戦艦となったアイオワ級戦艦の4隻。そのネームシップであるUSSアイオワがそのまま記念艦として公開されている博物館です。
戦艦アイオワ博物館(USS IOWA MUSEUM)
場所:サンペドロ港、カリフォルニア
開館時間:10時~17時
入場料 :29.95ドル
https://www.pacificbattleship.com/
行き方
USSアイオワはロサンゼルス郊外南部のサン・ペドロ港に係留されており、西部航空博物館からはレンタカーで20分程度で移動することが出来ました。
船の前には広大な有料駐車場があるので、車で行っても全然問題有りません。(この日は平日だった事もあり、ガラガラでした)
外観
まずは外から見学します。艦首より撮影してみました。
全長が270mもあるので1枚に収めるのが大変です。
艦橋部分だけでも相当巨大です。
乗艦
外からの見学が済んだのでチケットオフィスでチケットを購入します。スタッフからは一発で日本人と見抜かれてしまいました。
スロープから乗艦します。
艦内では順路通りに進み、艦首まで来ました。
艦首より16インチ砲 Mk7
主砲弾と装薬
ここから艦内を見学します。
会議室的な広い空間があり、アイオワの軌跡が説明されています。
士官の居住区でしょうか?
通路がずっと先まで伸びています。
会議室というか応接室みたいな部屋。
一角にはルーズベルト大統領が使用したと言われるベッドもありました。
上階に登ると5インチ砲 Mk12があります。
たかが5インチ砲ですが動かすには相当な人員が必要なようです。
そこから艦内に戻ります。
3層構造のブリッジの下層部には艦隊司令?(中将)の席がありました。
もう1階層上がるとメインのブリッジがあります。
ブリッジから艦首方向を見た図。
ここは艦長席でしょうか?
レーダースクリーン
ブリッジの中央部には分厚い鋼鉄に覆われたエリアがあります。
この中が操舵席のようです。
ウイングに出ると電子戦用の装置が見えました。
Mk.137チャフ発射機
後部側にもCIWSが装備されています。
トマホーク用装甲ボックスランチャーMk.143
ハープーン発射機も16発分あります。
このあたりから再度艦内に入ります。
セガールの職場であるキッチンを発見(映画ではミズーリでしたが…)
食堂も広いです。
更に進むと色々な物品が展示されているスペースに入ります。
装薬の中身
アイオワと大和の比較
よく欧米の艦で見かける鐘
そして艦内の最後にはグッズショップがあります。
マスコット犬「Vicky」のぬいぐるみもありましたが、残念ながら荷物になるのでスルー…
再び外に出ました。艦の後部はヘリデッキになっています。
ここでは艦載機のUH-25Bが展示されています。
最後の最後に有名な写真「勝利のキス」を元にした像を見てから艦を降ります。
という訳で駆け足でしたがUSSアイオワ博物館でした。
やはり戦艦というだけあって、昨年ロンドンで見学したHMSベルファストよりも数段巨大です。
その後
さて、この日からサンディエゴに宿泊するのでロサンゼルスから移動しなければなりません。
ハイウェイをレンタカーで移動しますが、思ったよりも道が混んでいて時間がかかりそうだったので、途中でトイレ休憩兼夕食でサブウェイに入りました。
米国到着後、最初の食事だけど噂通り注文が難しかった…
USSアイオワ博物館を出発して3時間ほどかかって宿に到着。
サンディエゴ郊外にあるミラマー基地付近にある「Pleasant Inn」に4泊します。
(私は麻倉ももさんファンですが、宿の名前は特に他意はありません)
部屋は嬉しいことに角部屋でした。
この日の戦利品。西部航空博物館で購入したYF-23の本とUSSアイオワ博物館で購入したTシャツです。
という訳で米国遠征の初日は無事に終了です。
自宅を出発してから28時間かかったので非常に疲れましたが充実した1日でした。
次回は本遠征のメインイベントである、ミラマーエアショー1日目の様子をレポートします。