【米国・ミラマー遠征】⑬MCASミラマーエアショーDay2/フライトディスプレイ・中編 (2019/9/28)
さてミラマーエアショー2日目もあとは2つのアクロチームによるフライトを残すのみとなりました。
今回は英国空軍レッドアローズ(RAF Red Arrows)のショーについてレポートします。
2019年はレッドアローズが北米ツアー中という事で、ここミラマーでもショーを行ってくれました。私個人としては2018年のRIATにも行ったので、2年連続でレッドアローズを見ることが出来ました。
レッドアローズは本来9機編成のチームですが、2番機のパイロットが英国に一時帰国したようで(アナウンスでは奥さんの出産とかなんとか?言っていたと思います)8機でのフライトとなりました。しかもこの日は天気が悪く、ローショーに…
とりあえずショーのスタートです。
【Take off】
アメリカンスタイルのチームとは違いウォークダウンなどは行わず、普通にエンジンスタートして滑走路へ向かいます。4機-4機で離陸。
【Amateur big battle to Short Diamond】
全機が離陸するとショーのスタートです。まずは編隊を組んで会場後方から進入。
その後ダイヤモンド隊形へ移行します。
【Apollo roll】
しばらくは8機全機での課目が続きます。この課目は本来であればロールが加わりますが、天気が悪いのでフラットパスのみです。
【Apollo to Concorde】
英国が誇る超音速旅客機コンコルドの隊形で会場を通過します。
【Concorde to Phoenix】
次はフェニックス隊形です。
【Phoenix to Lancaster】
お次はランカスター爆撃機の隊形。
【Tornado】
ヨーロピアンスタイルにてお馴染みの課目。編隊飛行の周りで2機がコークスクリューを行います。
【Palm split】
8機が正面から進入。
まず上の4機が散開して、
その直後に下の4機がクロスしつつ散開します。
8機全機での課目はひとまずここまでです。
【Gypo Pass】
左右から2機ずつが進入してクロス。
【Goose】
この課目もヨーロピアンスタイルお馴染み。編隊の正面からソロ機がクロスします。
会場正面でクロス。
【Revolution】
やはりボントンロールは難しいようで、1機だけ大幅にズレています…
【Carousel】
会場左右から1機ずつ進入してきてクロス。
そしてお互いターンを始めて会場から一番遠い所で再度クロス。
そして会場正面まで戻ってきて再びクロスします。(写真はミスりました…)
【???】
課目名は不明ですが、旋回中にトレイル隊形からフィンガー・フォーに移行します。どうやらローショーのみの課目のようです。
【Corkscrew】
ブルーのコークスクリューの2倍Verです。
【Rollbacks】
これもヨーロピアンスタイルお馴染み。バレルロールで編隊内の位置を変えます。
【Reds 6 Through 9 break】
会場正面から4機が進入して散開します。
【Double rolls】
ソロ機が左右から進入。会場正面でロールしながらクロスします。
【Vixen break】
レッドアローズ最後の課目です。会場正面から進入して散開します。
【Landing】
課目は全て終わりました。編隊で会場に進入してきた後に1機ずつブレイク、そのまま着陸します。
準備中のブルーズの後ろを通過して駐機位置に帰ります。
という訳でローショーでしたがレッドアローズのフライトディスプレイは無事に終了です。
(レッドアローズは会場で見ていると楽しいのですが、写真と同時に撮影した動画を見ながら記事を書いていると、BGMが無いので少しつまらなく感じてしまいます…)
今回はここまでとして、次回はミラマーエアショー2日目のトリを飾るブルーエンジェルスについてレポートします。