NANTAKU's PHOTO BLOG

航空祭・海外エアショー等のヒコーキイベントや声優イベントの遠征記、エアラインの搭乗記について写真をメインにレポートします

【珠海エアショー2018遠征】③エアショー1日目/裏山ポイントへの行き方(2018/11/8)

前回は珠海市内のホテルに到着するところまででしたが、今回は日付が変わって11/8(木)となります。


遂に珠海金湾空港にて開催されるエアショーへ参戦ですが、この日はビジネスデーの最終日。一般人は会場に入れません。

ですので事前情報どおり、逆光な会場と滑走路を挟んで反対側にある「廃墟」ポイントか「裏山」ポイントへ向かうこととしました。

今回の遠征で一番苦労したのがこのポイントへ辿り着くところでしたので、写真少なめですがぜひご覧ください…


エアショー会場の位置関係はこんな感じです。レポートと合わせて御覧ください。(次回参加される方の助けになればと思います)

image


さて11/8の朝です。

フライトは12時ごろ開始予定との情報のため、ゆっくりと7時前に起きました。

タクシーや場所代などに現金が多めに必要だと予想されたので、いきなり会場に向かう前にATMで現金を調達します。

幸いにもホテルからすぐ近くにあった中国銀行(Bank of China)のATMにて海外用に保有していたソニー銀行のキャッシュカードが使用できました。


さて、次はタクシーと捕まえて会場に向かいます。ホテルが街ナカなのでタクシーは沢山走っており、捕まえるのには苦労しませんでした。

タクシーの運転手の「珠海金湾空港 航展」と書いたメモを見せると一瞬で理解したのか、(昨日と違って)ちゃんとメーターを倒して走り出します。

40分ほどで会場の珠海金湾空港に到着。会場に隣接したシャトルバスの発着場に降ろされます。タクシーの運賃は約150元で、ぼったくられることはありませんでした。

この時点で9時過ぎ。ここから裏山ポイントまでは3キロ弱です。
歩いて行けない距離ではありませんが、事前情報では検問があります。

とは言え取り敢えず歩いて行くことにしました。

しばらく海沿いの道を歩いていくと、やはり滑走路エンド付近に警察が検問を張っています。

image

確かに一般人が歩いて入れるような雰囲気ではありませんでした。

しばらく検問の近くで悩んでいると、検問の向こう側からやってきた地元人の胡散臭いオッチャンに声をかけられます。

やはり噂に聞いていたバイクタクシーのようでした。そのまま悩んでいても撮影ポイントには行けないので、取り敢えず一度100mほど検問から離れてバイクの後ろに乗って(ノーヘルで!)検問通過を試みます。

こんなので検問突破出来るなら楽勝だな~と一瞬思いましたが、検問の警察官から止められてしまいます。

身分証を見せろとの事だったのでパスポートを見せると、オマエはダメだと追い払われてしまいました…




検問突破に失敗したので、裏山に行くのは諦めて滑走路エンド付近から撮影しようか…と考えていたら、先程のオッチャンが知り合いの別のバイタクのオッチャンを呼んで来てくれました。

これで行けるのかな~?とも思いましたが、オッチャン達は400元(約¥6500)払ってくれ的なこと言います。

流石に400元は高いけど、せっかく珠海まで来たのにケチって撮影出来ないのもな~とか、400元払って検問を通過できなかったら大損だな…とか、エアショー撮影はキャンセルしてマカオ観光に行ってみようかな~とか色々と思考が回ります(笑)


ここで妥協案として、咄嗟にスマホのメモ帳に「成功報酬」と書いて見せたらOKとの事だったので、バイタク代は検問通過成功後の支払いにしてもらいました。

また検問から100mほど離れてバイクに乗ります(こっちのバイクもノーヘル!)

検問に向かうと、今度は止められること無く通過成功です!

そのまま止まらずに裏山に向かってくれて、ポイント到着後に約束通り400元を支払いました。
(ここで気付きましたが、運転手と裏山の管理人?は繋がっていて、400元にはバイタク代裏山の入場料が含まれていました)

管理人のお兄さんが丁重に「こちらにどうぞ~」みたいな感じで案内してくれたので、まだ空いていた最前列の椅子に着席。

無事に撮影場所を確保しました。


裏山からはこんな感じで滑走路と廃墟ポイントが見えます。

image


という訳で今回はここまでです。

懸念していた検問でしたが、何とか無事に(スパイ容疑とかで拘束もされずに)通過することが出来ました。
(検問突破のくだりは焦ってて殆ど撮影が出来ていませんでした…)


ちなみに後から聞いた話ですが6時前とかの早朝に行けばこの検問はやっていないみたいです…(とは言っても朝早いのは苦手なのでどちらにしても無理です)


次回はエアショーのデモフライトについてレポートします。