こんにちは。NANTAKU(@nantaku_p_photo)です。
2024年9月に実施したアテネ&パリ遠征レポートの第11回。
前回はル・ブルジェ航空宇宙博物館の屋内に展示されているヒコーキについて紹介しましたが、今回は屋外に展示されている機体についてレポートします。
まずはこの博物館最大の展示物。フランスはトゥールーズにて製造されたA380です。
主脚もめちゃくちゃ巨大です。
SE210 シュド・カラベルもフランス製の旅客機。
ボーイング737っぽいフランス製旅客機のダッソー・メルキュール
この747は機内を見学することが出来ます。
前方のタラップから搭乗。機首部はファーストクラスになっていました。
螺旋階段でアッパーデッキへ。
コックピットもガラス越しに公開されていました。クラシックジャンボなので航空機関士席もあります。
アッパーデッキの後方はラウンジっぽい造り。
メインデッキに降りて後方へ行くとギャレーが。
機体中央付近は座席が撤去されていて広々しています。
その後方エリアはさらに内装まで剥がされていてヒコーキの構造がよく分かるようになっています。
行けるのはここまで。機体最後部のエリアは比較的現代的なエコノミー席でした。
という訳で後方のタラップから降機。
747の後ろに見えていたロケットはアリアン5。
アリアンロケットと747とA380。
そしてアリアン1ロケットも実物大模型が展示されています。
さてここからは軍用機です。
フランス製哨戒機のブレゲー・アトランティック。
仏独共同開発のC-160トランザールは2機展示されていました。
お次は待ちに待った戦闘機エリアです。
ダッソー・ミラージュ4000はミラージュ2000をベースに双発化してF-15とかに対抗しようとしたけど、結局売れなくて試作だけで終わった機体。
その隣はダッソー・ラファールA。
皆さんご存知ラファール戦闘機の試作機ですが、搭載エンジンのスネクマM88が間に合わなかったのでアメリカ製GE F404を搭載していた機体です。
その隣は英仏共同開発のSEPECAT ジャグワール。
イギリス人はジャギュアと呼ぶけどフランス人はジャグワールと呼ぶ模様。コンコルド・ホール内に1機、屋外には単座型と複座型が各1機とこの博物館では合計3機も展示されていました。
ダッソー・ミラージュF1
エタンダールは2機。初期型のエタンダールⅣと発展型のシュペル・エタンダール。
エンブラエル EMB-312
博物館の本館とコンコルドホールの間にはフランス以外の戦闘機が展示されていました。こちらはダブルデルタ翼が特徴的なサーブ J35Aドラケン。
ドラケンの後継機であるサーブ SK37Eビゲン。こちらは珍しい複座の電子戦型です。
そして同じく可変翼のSu-22M-4
という訳で以上がル・ブルジェ航空宇宙博物館の屋外に展示されていたヒコーキ達でした。
ちなみにどこの博物館でも同じですが、出口にはミュージアムショップがありヒコーキグッズの買い物を楽しむ事が出来ます。
その後は博物館を後にして、往路と同じくバスにてシャルルドゴール空港へ向かいました。
今回はここまでとして、次回は帰国のために利用したターキッシュ航空便についてレポートします。